チョーク吊りも使用可能 !
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視認性の向上
暗い現場で使用されるチェーンに蛍光色を塗布することにより、どの位置でチェーンが存在するか一目でわかります。これにより作業者の方がより安全に使用することが可能です。
サビ腐食の低減
錆止めの意味からも有効な手段ですが、塗装と金属の密着度を上げるために、塗装膜と金属の間に特殊なメッキを施しています。これにより、チェーンからポロポロと塗装が落ちることを最小限に抑えています。
材質のこだわり
過酷な作業に使用されるチェーンスリングだからこそ、ニッケル、クローム、モリブデンを配合し、粘りと強靭さを持つ高級合金鋼を使用しております。
温度により色変化
また高度な熱処理を施したチェーンを高温雰囲気で使用される場合、熱による影響を考慮する必要がありました。一度でも高温にさらされたチェーンを見た目で影響を受けているか判断することは非常に困難でした。このVIPチェーンは温度により色変化をします。一度でも高温で使用された場合、使用者にそのことを見た目で知らせます。(高温から常温に戻っても色は戻りません)
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200℃までの温度では荷重減少はありません。 | ||||
VIP | -40℃から200℃ | 200℃を越え300℃まで | 300℃を越え380℃まで | ||
100% | 90% | 60% | |||
ICE | -60℃から200℃ | 200℃を越え250℃まで | 250℃を越え300℃まで | ||
100% | 90% | 60% |
EN818及び1677にて要求される、150%の使用荷重で20,000回の繰返し疲労テストを満足しています。
■上記を超える高温環境では、cromox(クロモックス)ステンレスチェーンシリーズをご使用ください。
VIP リンクチェーン/G120 ICEチェーン
VIP リンクチェーン
チェーン 呼び径 (mm) |
基本 使用荷重 (t) |
チェーン 線径 d (mm) |
ピッチ p (mm) |
内面巾 b (mm) |
ブルー フロード (kN) |
破断荷重 (kN) |
製品質量 (kg/m) |
4 | 0.5 | 4.3 | 12 | 5.2 | 15.7 | 25 | 0.36 |
6 | 1.2 | 6.4 | 18 | 7.8 | 37.5 | 60 | 0.85 |
8 | 2.0 | 8.5 | 24 | 10.4 | 62.5 | 100 | 1.5 |
10 | 3.2 | 10.7 | 30 | 13.0 | 100.0 | 160 | 2.4 |
13 | 5.2 | 13.7 | 39 | 17.0 | 162.5 | 260 | 4.0 |
16 | 8.0 | 16.7 | 48 | 21.0 | 250.0 | 400 | 6.0 |
20 | 12.8 | 20.8 | 60 | 26.0 | 395.0 | 630 | 9.5 |
22 | 16.0 | 22.8 | 66 | 28.6 | 500.0 | 800 | 12.3 |
28 | 25.0 | 28.0 | 84 | 37.0 | 772.0 | 1240 | 18.6 |
G120 ICEチェーン
基本 使用荷重 (t) |
チェーン 線径 d (mm) |
ピッチ p (mm) |
内面巾 b (mm) |
製品質量 (kg/m) |
0.64 | 4 | 12 | 5.2 | 0.44 |
1.44 | 6 | 18 | 7.8 | 0.98 |
2.40 | 8 | 24 | 10.4 | 1.66 |
4.00 | 10 | 30 | 13.0 | 2.62 |
6.40 | 13 | 39 | 17.0 | 4.25 |
10.00 | 16 | 48 | 21.0 | 6.72 |
リフティングチェーンの選択
- ① 重量
- 吊り荷の重量をあらかじめ把握してください。
- ② 重心
- 吊り荷の重心をあらかじめ把握してください。
- ③ 吊り上げ方法
- 2本吊り以上の場合、吊り角度は外角で15°〜60°の範囲内に収めてください。60℃を超える吊り角度はリフティングチェーンの過負荷を招き、15°より小さな吊り角度の場合は吊り荷が不安定になります。チョーク吊りの場合、使用荷重(WLL)は指示された使用荷重の80%に減らす必要があります。4本吊りの場合、吊り荷が対称であっても、対角線上反対側の2本のみが荷重を受ける危険が常にあります。
- ④ 非対称の吊り荷
- 2本吊り以上の際に1本のチェーンを短くしなければならなくなった場合は、吊り荷のバランスが不均等である可能性があります。有資格者による点検が必要です。複数本で非対称形状の吊り荷を吊る場合は、1本吊りの使用荷重が有効になります。(BGR 500/DGUV 100-500第2.8章による)
- ⑤ 使用荷重
- 対称な吊り荷の場合の使用荷重(トン) (表参照)
注意事項
- ・吊り荷の重量、重心をあらかじめ把握してください。
- ・スリングチェーンは、吊り下げた状態で保管してください。
他メーカーの吊り金具、及びチェーンとの組み合わせは禁止されています。
重心バランスの取れない吊り荷の場合、右記使用荷重表から50%ダウンさせてください。
※取扱説明書を必ず熟読し操作方法等を全て厳守してください。
※寸法と図の形状は、現品と異なる場合があります。また仕様・寸法・材質など変更する場合がありますので、あらかじめご了承ください
シャックルやワイヤの寸法・安全荷重はこちらからご確認いただけます。
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